Sigma-MLは測定時のすべての操作を自動化することができます。データ送信、ファイルのダウンロード、ping送信、ビデオストリーミング、音声発着信などのフィールド測定に必要なすべてのデバイス操作は、ユーザ設定に沿ってアプリケーションが自動的に実行します。スケジュールとリモート機能を組み合わせることで、無人での測定も容易に実現できます。
Sigma-MLは、アプリケーション層のデータだけでなく、モバイルチップセットからの無線レイヤ L1、L2、L3データを収集してリアルタイムに表示することができます。無線ネットワークの品質からプロトコルまで、Sigma-MLはデバイスの無線データを詳細に解析でき、問題の根本原因を発見することに役立ちます。
Sigma-MLでは、VoLTEに対応した自動音声発着信終話制御、音声通話再生・録音、無音自動検出、MOS値(POLQA)測定、RTP/SIP解析が可能です。これにより、音声通話の品質を向上させることができます。無線、パケット、および音声の品質信号を1つのログデータファイルとして保存し、様々な角度から音声通話の品質を解析することができ、問題の根本原因の究明を支援します。