Sigma-ML

Sigma-MLはスマートフォンで動作する、小型軽量な無線ネットワーク測定アプリケーションです。専用の大型ハードウエアやパソコンは必要ありません。無線ネットワークの問題点発見し、その原因を解析するために欠かせないフィールド調査において、 スマートフォンのみで無線のモニター・測定が行えるSigma-MLは、測定者の負担を大きく改善します。

スマートフォンで楽々:自動化された指標と詳細なデータ収集

全自動測定

Sigma-MLは測定時のすべての操作を自動化することができます。データ送信、ファイルのダウンロード、ping送信、ビデオストリーミング、音声発着信などのフィールド測定に必要なすべてのデバイス操作は、ユーザ設定に沿ってアプリケーションが自動的に実行します。スケジュールとリモート機能を組み合わせることで、無人での測定も容易に実現できます。

詳細ログデータ取得

Sigma-MLは、アプリケーション層のデータだけでなく、モバイルチップセットからの無線レイヤ L1、L2、L3データを収集してリアルタイムに表示することができます。無線ネットワークの品質からプロトコルまで、Sigma-MLはデバイスの無線データを詳細に解析でき、問題の根本原因を発見することに役立ちます。

VoLTE対応

Sigma-MLでは、VoLTEに対応した自動音声発着信終話制御、音声通話再生・録音、無音自動検出、MOS値(POLQA)測定、RTP/SIP解析が可能です。これにより、音声通話の品質を向上させることができます。無線、パケット、および音声の品質信号を1つのログデータファイルとして保存し、様々な角度から音声通話の品質を解析することができ、問題の根本原因の究明を支援します。

Sigma-MLでスマートフォンをもっとパワフルに

  • スマートフォン自体のレイヤ1、2、3のデータを収集します
  • 記録されたデータをメモリカードまたはスマートフォンの内蔵メモリに保存します
  • レイヤ1からレイヤ3までの様々なKPIをリアルタイムで表示します
  • FTP DL/UL、HTTP DL、音声通話の開始と終了、SMSテストなどの多種のテストを実施します
  • 屋内データの収集も可能です
  • RSSI、SSID等のWi-Fiデータを収集します
  • NR5G, LTE-A、LTE、WCDMA、HSPA、EDGE、HSPA 、GPRSをサポートします
  • レイヤ3プロトコルデータをリアルタイムデコードします
  • 様々なデータ表示方法で迅速に解析できます
  • 無人及び自動化のオプションが実装されています
  • 位置マーカーによる屋内測定機能が実装されています
  • 収集したデータをCSV及びDLF形式にエクスポートできます。
  • スマートフォンのみでログデータを収集できるのでノートパソコンは不要です。
  • 気になるポイントは「User Event Marker」機能でマークでき、さらなる解析に役立ちます
  • スケジュール機能はユーザ操作なしにデータの自動収集を可能にします
  • 屋外モードでのテストデータと共に位置を記録し、屋内モードでも位置をマークできるようにします。
  • 「バッテリー・レベル」モニターや「ストレージ・サイズ」モニター機能により、データを収集できる残り時間を把握できます
  • Sigma-MLは、遠隔地でも24時間365日測定・監視が可能できます

Sigma-MLはスマートフォンで動作するコンパクトで軽量な無線ネットワーク測定アプリです。 Sigma-MLに関するお問い合せはこちらをクリックください。

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